赤ちゃん,幼児から英語教育をしたらセミリンガルになりませんか?

公開日:  最終更新日:2018/04/25

セミリンガルとは

セミリンガルは2ヶ国語使えてもどちらも同じ年齢の子より学力が落ちる人のことです。

移民などでよくセミリンガルからのギャング化など指摘されたりしていますが、幼少期から2ヶ国語に触れていたからといって必ずしもそうなるわけではないようです。海外でみてきた例だと、幼稚園の年少の途中から現地の学校に行くと、日本語の力がかなり落ちるようでした。

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逆輸入の移民と教育言語の一貫性

その場合、将来的に日本語の学校に戻っても周りと同じレベルの学力より下になる可能性があり、そこで追いつけないままだと日本語での学力が低くなります。

そして、英語も途中までしか教育を受けていないと、英語でも周りより学力が低くなることになります。言わば逆輸入の移民で、追いつけないままだといわゆるセミリンガル、ダブルリミテッドになります。

学力、思考力にも影響するのである程度までは教育言語は統一したほうがいいということになります。

セミリンガルになる境界線

ただ、これは年少の9月から英語の学校に行った場合で、年中の9月以降や、小学生からの場合などは日本語の力はしっかりしていました。ほぼバイリンガルもいます。この目安は5歳です。

これは英語の幼稚園、学校に行った場合なので、日本語の絵本を読んで日本語の幼稚園や学校に行っていれば、英語のテレビを毎日2,3時間みていても、特に日本語の学力が落ちるわけではないようでした。

 

3歳過ぎなら大丈夫は迷信

3歳までは日本語でそれからはいくらでも英語をして大丈夫、というような意見がネットなどにもありますよね。

これは全く大丈夫ではないので、迷信です。3歳未満は本人が自己主張が少なく英語漬けにしやすいためこう言われているだけかもしれません。3歳過ぎでも英語漬けだと日本語が危うくなります。

プリスクールなどに通う場合、家で相当、日本語の絵本や話しかけをしてバランスを取ったほうがいいでしょう。

日本でもセミリンガルになる場合

日本でも幼稚園の年少からインターで3年などの長期英語教育、中学から日本語に変更くらいのことをすればセミリンガルのリスクはありそうです。

また、親がいつでも英語で話しかけて、絵本も英語、毎日の英語時間が10時間などであれば、英語が第一言語、日本語が第二言語となり、教育言語やその一貫性が学力の上で問題となってくるでしょう。

一般家庭でそこまでされる方はなかなかいないとは思います。

 

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母語の大切さ

外国語を学ぶのは大事だとしても、母語は大事にしないとのちのち学校、就職など人生の選択が難しくなったりします。せっかくの母語ですので大切にしたほうがよいというのはしばしば指摘されていますよね。

日本に住むなら、なおさら日本語の絵本を読むなどして日本語での学力向上は意識したほうが良いでしょう。

 

普通の子供英語なら大丈夫

英語は将来的にも必要ですし、気付いた時から触れさせていきたいところですよね。

幼児期の英語のやり過ぎや日本語の絵本不足には注意は必要ですが、毎日英語のテレビを2,3時間程度くらいなどの子供英語ではセミリンガルにはなりません

英語量が多いテレビでも、普通は毎日1,2時間程度なので過度に心配しないで0歳からでも英語を始めて大丈夫です。

この毎日1時間のテレビだと、英語習得に必要な2,000時間に6年で到達します。

子どもの将来のための英語教育のはずが、子どもの学力を下げてしまうのは怖いですよね。5歳未満の子は英語漬けにならないように気を付けましょう。

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