幼児,小学生が英語ペラペラになる時間数と方法

公開日:  最終更新日:2018/03/02

《英語が得意になるための時間数》

日本人が英語を習得するのに必要な時間数は3,000時間、2,000時間と諸説があります。ヨーロッパ系の英語に近い言語だと半分という調査もあるようです(参照できるほどのものが見つかりませんが、どれも概ねその辺の時間です。)

この時間数は習得のレベルと中身の濃さも関係するので一概には言えないのですが、2,000時間はある程度の目安ではないかと思います。

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《高校生が留学した場合》

通説ですが、高校で留学して、英語の壁を越えて話せるようになるのに1年かかると言われています。

住むところがホストファミリーの家なのか寮、シェアハウスなのかにも寄りますが、少なく見積もっても毎日朝9時から夕方3時までは学校でしょう。最低毎日6時間は英語です。休日もあるので月に20日英語だとして、月に120時間、年間で1,440時間になります。高校生なら中学で420時間は習っているので、合わせて1,860時間。2,000時間にほぼ遠からずといったところですよね。

(実際には長期休暇は学校がありませんが、学校以外での英語に触れる時間も多いので大差ないでしょう。)

 

《2,000時間は目指したい》

2,000時間、英語をするなら目安にしたい数字です。

例えば、一般に小学生になると授業、宿題、他の習い事、クラブと忙しくなるので就学前までにと思うなら6歳までに2,000時間目指そうということになります。

また、小学生から始めて中学前までにと思うなら小学校6年間で2,000時間を目指せば、かなり英語ができるようになっています。

中学、高校では学校で習う分に幅がありますが、授業約800時間と合わせるなら自習は1200時間を目指せば良いでしょうか。

 

《実は簡単2,000時間》

この数字、大変に思えますが、小学生までで毎日1時間なら年間365時間なので、6年で2,000時間を超えるのです。

毎日1時間の英語時間を持つだけで、6年でかなりペラペラの域までいきます。もちろん毎日でなくても平日は少なめで土日多めでも大丈夫です。

英語習得といっても幅があるし、英語ペラペラという表現も曖昧ですが、2,000時間だと英語が溢れてくるレベルです。

 

《2,000時間の英語の濃さに注目》

そして、注目したいのは英語の時間数だけではなく、その英語の濃さです。実際に欲しいのはネイティヴのスピードの英語の濃さでの2,000時間の英語量です。

ネイティヴスピードの英語の濃さは、なんとなく英単語を勉強したり、なんとなく自分のペースで洋書を読む英語の濃さの倍はあると思っていいでしょう。

《英語量、英語の濃さを意識しよう》

一般に国内で英語を勉強する1時間は日本語で説明する英語の授業が多くなります。すると実質の英語量が少なくて半分以下だったりします。(文部科学省の調査だと今の中高生の授業のうち半分以上が英語の授業は全体の半分程度。)

また子ども向けに簡単な単語だけや、分かる範囲の少しのフレーズしか話さない先生の授業ならこれも中身が薄く英語量が少なくなります。

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《ネイティヴの先生かどうかは関係ない》

学校のネイティヴの先生が授業で「チェアー!」と言っていて、それなら日本人でも言えるよと思いました。(なんて日本の学校では言ってはいけないかもしれませんが。)

椅子持って来てください、ありがとう、では何々しましょう!とネイティヴのスピードでフルで話していないとその授業の英語量はとても少なくなります。

これは家で英語を学ぶ場合でも同じで、例えば家で子どもに英語の絵本を読んで教えてあげても、ほとんど日本語で話していたり、いつまでも単語だけだったら、その英語の濃さは薄いのです。必要なのはネイティヴスピードの2,000時間の英語量なので、その英語の濃さに気を使う必要があります。

 

《実際に英語を2,000時間する方法の選択肢》

ネイティヴのスピードで毎日英語1時間だと、思いつくのは

・親がネイティヴスピードで話す
・毎日オンライン英会話
・毎日英語教室
・インターの幼稚園、プリスクール
・放課後毎日アフタースクール
・英語の学童
・土曜に7時間プリスクール

あたりでしょうか。

週にインプットを7時間しようと思うと、インターやプリスクールなどの全日は高額ですが、アフタースクールや土曜預かり、オンライン英会話は安くなってきているので毎日英語教室よりは現実的かもしれません。

オンライン英会話はインプットもないままアウトプットなので英語の濃さが薄くなりがちです。またアフタースクールも単に外国人のスタッフがいるだけで、ほとんど話していなければ英語量がネイティヴ並みの濃さにはなりません。

<小学生になったら英語も文字を学ぼう?の誤解>

実際に英語を小学校や幼稚園、保育園以外で学んでいる子は全体の20%程度、そのうち45%は対面の英会話という調査があります。学校で英語を学ぶのとは別に家庭などで準備しておきたい英語はスペルや文法などではない、英語の素地力です(※)。

音の言葉は水で、文字になっている言葉は氷のようなものです。氷のままでは飲めないので水の状態で飲みます。言葉もまずは水の状態、音の状態で吸収していきます。

氷中心にならないように十分な水を先に貯めること、「音→文字」の順番にするのが大切です。学校での勉強は文字中心になるので、それまでは音の英語を入れるようにするのをおすすめします。

「小学生になったら、聞くだけの英語から4技、5技を目指して文字も」という教室、教材の宣伝がありますが、水が十分にない状態で氷を入れてもなかなか溶けません。母語が英語の子は英語の素地があるので、小学生から文字も学ぶのです。水が十分にないなら、小学生でも水=音のインプットから始めましょう。

留学並み,子供に必要な勉強方法は?学校教育と英語の素地力
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《アメリカやイギリスの子ども向けテレビ番組を見る》

高くなりがちな外部ではなく家庭でできるインプットとして、1時間分の英語の見本を見せるには、親がネイティブスピードで話かけ、または相当量の英語の本を読み聞かせですが、その他に英語のテレビという選択肢があります。

英語のテレビ番組を見ればとてもいい英語の見本になります。

英語ができる人1,000人アンケートでもテレビが他の方法と大きく差をつけて効果的という調査もありますし、イギリスの移民の英語教育でも視覚的、見本を見せるなどは重要視されています。またヨーロッパでは英語が母語でない国でも英語の子供テレビ番組を英語のまま放映していたりと、テレビは身近な勉強方法です。

英語ができる人1,000人アンケートからみる勉強方法
イギリスの学校の移民への学習支援に学ぶヒント

《日本でも見れる英語のテレビ番組》

ネイティヴスピードなので英語圏のアメリカやイギリスの子ども向けテレビ番組を中心に観ます。

このサイトでは何度も出てきていますが、毎日1時間のネイティヴの英語といえば、もっとも簡単で安いのがYouTube、地上波テレビ、輸入DVDまたはBS、ケーブルテレビ、ストリーミングです。

YouTubeは0円ですし、地上波にも2ヶ国語放送で4,5番組あります。子ども向け英語の国内版DVDや輸入DVDもあります。BSやケーブルテレビなどならその契約にも寄って違いますが、衛星放送は基本契約があればチャンネルは無料ですし、ケーブルテレビでも月に1,000円ほどです。

BS,CSなど子供英語向きの番組をみる方法比較

国内版DVDがあるディズニーの幼児英語テレビ番組のDVDは1枚1,500円ほどです。
日本のAmazonでミッキーマウス クラブハウスの国内版DVDを探す

《子ども向け番組なので子どもウケがいい》

当たり前ですが、アメリカやイギリスの子ども向けテレビ番組なので、子どもが楽しく見れるように作られています。英語でも画面で動くアニメやキャラクターを楽しんで見てくれます。

そして、オンライン英会話だと会話が続かない幼児や初心者の小学生でも、テレビ番組なら1時間はあっという間です。インプットが足りていない子供に英会話レッスンをさせても中身が薄くなったり嫌になったりするのは当然ですが。

英語圏のテレビならネイティヴスピードなので英語の濃さも問題なし、毎日見るのも簡単、安い、毎日1時間でも6年すれば2,000時間クリアです。ただ、英語なので、全部わからなくても楽しく観れる番組を探すのが肝になります。

子ども英語番組を特徴や年齢などから探す

《他国でも英語のまま放映されるイギリス番組》

日本で同じことをしたら大論争なのかもしれませんが、ヨーロッパではイギリス以外でも英語の子ども番組がそのまま英語で放映されていて、中には中国語の子ども番組を放映している国もあるほどです。

必要と思われる言葉なら、自国の言葉でなくても放映する姿勢。子供がその言語を得意になれば将来その国にきっと役立つのですから、価値があります。

日本が世界でも低い英語力なのは子ども向け英語テレビ番組を英語で放映していないためかもしれません。実際スペインも日本と同じ吹き替え文化で、スペインはEUにしてはマルチリンガル度が低いため、「テレビが吹き替えで多言語放映していないから」と言われています。

もちろん、日本語は日本の文化の中心なので国語の保護は重要ですが、国際化、多言語化が進む世界の中で日本の政策は時代遅れかもしれません。

 

《子どもの英語をペラペラにする方法と時間数まとめ》

いかがでしたか?

少し長くなりましたが、今回は

英語がペラペラになるには

・必要時間数2,000時間
・毎日1時間なら6年でクリア
・ネイティヴの英語の濃さが重要
・英語圏の子どもテレビ番組が効果的

について書いてきました。

子ども英語を始めたら、やっぱペラペラを目指したいですよね。実は安く簡単にクリアできる2,000時間。楽しく英語に触れて英語の素地を付けたいですね。

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