親が苦手でも、何歳からでも始められる幼児,小学生英語

公開日:  最終更新日:2018/03/01

【子ども英語のイメージ戦略】

赤ちゃんから、お腹にいる時から始めてるという人もいれば、まだ始めていない、これから始めたい人もいると思います。

今、子どもの英語を始めていない人がよくあげる理由をあげてみましょう。

子ども英語をはじめてこなかった理由

・赤ちゃんからはじめてないからもう遅い
・小学生からならもう中学生からでも変わらないと思う
・親が英語が苦手
・幼児英語教材やインターは高いから払えない

 

これらはどれも高い英語教材セットを買わせるためのイメージ戦略 でそう思わされているだけかもしれません。

英語教育産業のイメージ戦略

・英語は赤ちゃんから始めたほうがいいですよ
・英語の耳、発音は○才までですよ
・親が得意ではないなら、ネイティブの高い教材がいりますね
・高いけれどネイティブなので価値があります

 

正しいようにも見えますが、どれも子どもが英語が得意になるためには必須ではありません。

日本語を自然に子育てで自然に取り込んできたように英語も必要だと思ったら、子育てに取り込んでいくのがいいと思います。

高価な英語教材セットについては前の記事でみてきたので、ここでは残り2つ、親の英語と始める時期について考えてみましょう。

英語のネイティヴスピーカーは少ない】

重要なのは親の英語力ではありません。話すか話さないかです。

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世界のうち英語が母語の人は4億人、公用語、準公用語の国の人口は21億人です。ざっくり言ってしまえば、そもそも、世界で英語を話せる人のうちネイティヴスピーカーは20%程度しかいない のです。
出典:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/05120501/s003.pdf
2005年ベース 文部科学省 調査

また2012年のハーバードの記事でも使えるレベルの英語話者人口が17.5億人、そのうち母語が英語なのは3.85億人となっているので22%です。

《英語のネイティブを目指すわけではなく、共用語としての英語を身につけるのが目標》

普通、英語の学習は、英語のネイティブになるためにするものではありません。母語は日本語で第一言語が日本語の人が、共用語としての英語を身につけるために英語を学ぶものです。

母語が英語の人がいかに英語を学んでいるかより、非ネイティブがいかに英語を学んで使えるようにするかが問題なのです。そのため、親がネイティブ並みに英語ができるかどうかは関係ありませんし、0歳から身につけるネイティブ並みの発音も必要ありません。

※ 英語も第一言語のバイリンガルがいいというのは若干無謀なので、こちらの記事を参照してみてください。

【話しかけの主役は子ども 親の英語力は関係ない】

また話しかけの主役は親ではなく子どもです。子どもが英語を耳にして話す機会を作ることが大切で、親の英語レベルを気にして話さないのは本末転倒です。子どもの頭の中の英語を整理するのに話しかけるだけなので、カタコトでもカタカナ英語でも平気です。

《子どもに難しい英語は使わない》

普段から赤ちゃんや幼児、小学生の子供たちに難しい日本語を使わないと思います。難しい本も読みませんし、簡単な言葉で足ります。英語も簡単な言葉で十分です。

子どもに英語で声かけをするにしても、難しい文法や難しい単語は必要なく、中学生英語レベルもあれば英語で話しかけたり本を読んであげることができます。知らない単語は調べればいいだけです。

《親が英語が苦手でも英語のテレビがある》

また親がたくさん話しかけられなくても、インターや英語の学童に入れなくても、英語のテレビがあります。好みの番組を見つければ、たくさんの英語の音を効率的に楽しくインプットできます。

《移民と子どもの英語》

親は流暢に話す必要もありません。子どもに発音や訛りを指摘されたりもしますが、英語は英語が母語の人のものだけではありません。訛りがあるのはごく普通のことです。

実際、ロンドンに住んで聞こえてくる英語はネイティブ以外が多いです。ロンドンだけでみると半分以上が有色人種という移民文化だから当然です。現地で育っていない移民の英語は、もちろん流暢ではなく、訛りがあります。しかしコミュニケーションを取るには自信を持って伝える必要があります。

《親の英語が下手でも子どもの英語は上手くなる》

移民の母親達は英語を文法が間違えていても構わず、英語力がひどくても、簡単な英語で子ども達に話しかけていたりします。その子どもたちは就学前でも親より流暢な英語を話すのです。子どもは親の英語からだけでなく、周りの英語全体から学びます

親が流暢な英語で話しかけないから、子どもの英語も流暢でなくなるということはありません。親は完璧な英語で話しかける必要はないし、そもそも親も子も流暢である必要はないのです。

 

【英語のスタートが遅いから意味がない?】

一般的に子どもの英語教育は早めがいいと言うし、生まれてすぐから、なんなら胎教からしようとか聞いたりしますよね。語学は0歳のうちに3歳までに、脳が、耳がとか。

こういういつまでスタート説は気にしなくていいと思います。

もちろん微妙な発音や聴き取りはいつからスタートかで変わりますが、先ほどの図でみたように、英語人口のほとんどはネイティブではありません。共用語としての英語には問題ないし、ネイティブになるわけではない ので、スタート時期で変わるような細かいことは気にしなくていいということです。

小学生でもイギリスの現地校に転校した子供たちは半年から一年かけてだいたい順応しています。その子の性格もありますが、何歳から始めていないから順応できない、などということはありません。

 

【むしろ赤ちゃんより小学生、中学生のほうが学習能力が高い】

日本語もしっかりして、学習能力が上がってくる ので、赤ちゃんより幼稚園生、幼稚園生よりも小学生の英語の吸収力は高いです。

当たり前ですが、日本語でも赤ちゃんより小学生のほうが勉強する力は上がりますよね。英語でも赤ちゃんや幼稚園児より小学生のほうが語学習得が早いです。

赤ちゃんから始めていないから、3歳までに始めていないからと英語への苦手意識だけ親子で育むのはもったいないことです。

 

【まとめ】

まとめ

親が苦手でも、幼稚園生でも小学生でも気にせずに今から英語を始めたらいいでしょう。

 

【英語は学校で習うからそれからでいい…】

学校で習うし、中学生になってから自分で頑張ってもらえばいいと思っている方もいますよね。幼児から小学生対象の調査で実際に学校外で英語を習っているのは20%程度という結果もあります(※)

しかし、親世代と今の子供達では習っている英語の質が異なります。単語や文法の丸暗記では対応できなくなってきているのです。今の英語の学校教育、受験の内容からみて、学校外での英語は必須でしょう。

(学校だけでは英語の素地(水)が足りないから、英語の勉強が始まるとつまづく。)

詳しくはこちらの記事にまとめました。

親世代とは違う英語の学校教育事情

留学並み,子供に必要な勉強方法は?学校教育と英語の素地力 ※

合わせて5分あれば読めるのでみてみてくださいね

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